みなさまにおかれましては、弊方のForerunner自腹アンバサダー活動ならびに駄文の閲覧にご協力賜りまして、ありがとうございます。
さて、今回は、たまにはマジメな記事も書いておこうということで、最近の考えをご共有いたします。
従来の練習会について
今回はこのブログにあるまじき重厚な、練習会の在り方がテーマ。
そもそもの前提として、”練習会”はトレーニングの励みになり、仲間とワイガヤでき、いいことづくめ。
ヒルクライムのトレーニングを行うにあたり、チームメンバーで競い合うのは、それはそれは楽しく、さながら大人の部活といえる。
脚が合っていればなおさらである。
しかしながら、長くしっかりと開催される練習会はなかなかないように感じる。
当方の近場・早朝という時間縛りで言えば、おはさいくらいしか知らない。飯能方面だとあさめし練も有名。知らないだけかもしれないが、ショップチームを除けばそれほどない印象である。
もちろん、地方に比べれば練習会の環境は整っているのだが、関東近郊のロードバイク人口に比して寂しい気がするな、という感覚。
それはなぜだろうか。恐らく練習会のニーズはもっとあるはず。
考え方のひとつとしては、始めたとしても、次第に走力ややる気に差が出てしまったり、練習強度の好みの違いが出てくるというのがあるかもしれない。
もしそういったことに起因するのだとすると、気後れしてしまったり、効率を考えてローラーでのワークアウトに移行する。それに伴い、参加者が偏ったり、そもそもの人数が減っていくことで練習会の頻度が下がってしまうことが考えられる。
じゃあ、どないすればええねん
ということで。
そこで私が提案したいのが、「集合して目的地まで行き、そこで制限時間を定めて練習し、時間になったら再合流する」練習会である。
例えば、矢野口に集合し和田峠まではゼッツーでグループライドする。
麓についたところで、例えば2時間と定めて各々やりたい練習をする。
そのうえで、TTしたい人は一人でやるか、声をかけて数人でやる。ベースをしたい人はベースをやりたい人で集まる。
練習密度を上げるためにノンストップで3本登ってもいいし、強度を確保するために2本でもいい。
なんなら1本だけ登ってあとは喋っていてもいい。
そんな緩い練習会があってもいいと思う。
この方式で良いのは、待たせるのが気がかり、とか、待つことで練習強度が下がるのが嫌だ、とか、そんなことを一切気にしなくても良くなる。
実例@連光寺表裏
常々、土日の早朝になんかいい練習会ないかなー、と思っていたので、上で書いたようなことを考えながらチーム内の南側の小集団(おはとみんの会)で呼びかけたところ、意外と好印象をもらえた(と思っている)。
それを受け、早速、連光寺でショート版として試行してみることにした。流石に直前だったため、2人での練習となったが、結果は、個人的にはなかなか好感触だった。
矢野口で集合して連光寺まで行き、そこから1.5時間と決めて練習スタート。
1本目は高強度で2人で上り、あとはバラけて思い思いのペース、メニューでトレーニングする。そして、時間になったら集合して軽く流してコンビニへピットイン。
雑談や情報交換、煽りあい、といったニーズには、集合時やコンビニ休憩で十分カバーができる。
最終的にはこの練習で連光寺を表裏累計で7本登った。さながらこんな感じのメニュー。
途中、チェーン落ちで難儀したが、全く迷惑をかけることなくお互いのトレーニングをこなすことができた。
それもそのはず、連光寺の反対側を走っていたチームメイトは、私がチェーン落ちでストップしたことすら知る余地がないのである。
もちろん、機材トラブルはお互い様だが、ことトレーニングという観点で考えたとき、それに5人も6人も修理が終わるまで一緒に待っているのは、時間や効率、効果を考えるともったいない側面もあるのは事実。
ドライかもしれないが、この形式では、そういった煩わしさからは解放される。
もちろん、ポタリングなどにおけるトラブルで、だべりながら修理する時間はそれはそれで楽しいが、あくまでもトレーニングとして効率を考えたときの話なので、誤解なきよう。
ちなみに上のチェーン落ちはかなり難儀して、最終的には無理やりミッシングリンクを外してチェーンを救出し、何とか繋ぎなおすことができた。なお、指先は傷だらけになった。
あと、連光寺ソロ4分切りは未達に終わったので、近々リベンジしたい。信号にかからず4分6倍くらいで踏めば切れる感触。足がフレッシュなら大丈夫!
ばらばらで走るならソロでもいいやん?
やかましいですね。そんな事言う人はおうちに帰ってください。
私自身、練習会に求めることがいくつかあります。
・人と約束すること
・同じ日のログで競い合うこと
・情報交換や煽りあいをすること
特に自分にとっては人と約束することを非常に重視しています。なぜなら、私が極度の面倒くさがりで出不精だから。明日ソロ練しようかなーとツイートして、実際に外に出るのは1/10くらいの確率。
まさにレアおたずねものむしに遭遇するくらいの頻度なのです。イケオジがトイレに起きない確率と等しいとも言えます。
人と約束することで「退路を断ち、外練の頻度を増やす」、これが目的。ただ、人間急に面倒くさくなることもあります。上で紹介した練習会は、予定表の更新さえすれば、自分も含めドタキャンOKという逃げ道も用意しています。
細く長くゆるーく続けられる練習になればいいな、と考えています。
まとめ
皆さん気づいてましたか?
いつもの練習会でみんな一緒に走ってると思いきや、それなりの勾配の山だとよっぽど足が合わない限りほとんどひとりかふたりで走っている事実に…。
確かに、と思った人はぜひこの練習会方式の感想をお寄せください。また、ブラッシュアップしてみたよ、などあれば教えて頂けると嬉しいです。
楽天の犬🐶より。
余談
なお、この日はチームの富士ヒル打ち上げだった。トレーニングしてうまいメシを食う。やっぱりロードバイクは最高の趣味じゃないかなと思う。
お店はゴッチバッタというシュラスコ店。
いやー、楽しかったな。
おわり。
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